2018年5月13日日曜日

自作 サンドブラストキャビネット

ペットボトルサンドブラスター用の自作キャビネット。
右にあるのは自作のサンドブラスター本体
コンプレッサーからフットスイッチ経由で本体へ
本体からキャビネットに裏側から引き込み。


フタは衣装ケースまんまだが、集塵機を回すと負圧になり漏れはほとんどない。
すき間は逆に内向きの空気の流れを作るため漏れ予防にもなるよう。
(密閉すると逆にフタのすき間にメディアが入り込んで溜まる)



 裏側のホース引き込み部とサイクロン集塵容器。
ホース径に合わせ3Dプリンターで作成
手前はエアダスター引きこみ用のつもりだったが使わないので
メクラ蓋プリントして塞いである。
奥側がブラスターのホース(10mm)引きこみ用のフランジ。
ペットボトルの蓋のようにネジで外れるようになっており
収納時は中のノズルばらさずに取り出せる


エアフットスイッチ。eBayで10ドルくらい(送料込み)
そのままだと軽くてホースの曲がりぐせに持って行かれるのでw
ベニア板に固定し作業台に踏ませてます

中華製なので買ったままだとグリスも塗られておらず作動感は最悪。
バラしてOリングにラバーグリス、スイッチとペダルの接触部をグリスアップ。

エアダスターガンを木っ端で固定してペダルのように代用もできるが
エアスイッチだとブローオフ機能(管内の圧力を逃がす)があるので
OFFにしたときメディアの吐出が停まるまでのタイムラグが少なく快適。
(エアダスタだとペットボトルの圧力抜けるまで出続ける)
ただブローオフから逆流メディアが少し漏れますね。善し悪しかもしれません。

使わないときはこんな風にケース内にすべて収納可能


このキャビネットのキモ、サイクロン集塵容器。
サイクロンのコーン部分はペットボトル。

ダイソーでいろいろ眺め、コーンの傾斜がスムーズで
うまいことダストコレクターに落ちていきそうだった
「スコール」の容器を使った。
自分は炭酸飲めないので娘に飲んでもらった(笑)

断面径に合わせて接続部を3Dプリンターで作成。
ハメ込んで完成。

塩ビパイプ接続部は寸法測り間違えたためユルユルw
クッションテープで調整したが、むしろこれでよかったかも。

吸引しない場合、庫内は吐出エアの影響で加圧状態になり
飛散メディアは外部に漏れ出そうとするため、わずかなすき間からも
どんどん漏れ出していく。それを押さえるために高度な密閉と強度が必要で
キャビネット自作のハードルがずいぶん高くなる。

これで吸引することで庫内は負圧環境になるためメディアは漏れにくく
キャビネットの密閉性への要求がぐーーーーんと低くなる。

かといって掃除機や集塵機そのままつないでしまっては
破砕メディアと切削対象はミクロン単位のチリになるため
フィルタがすぐ詰まってしょっちゅう掃除が必要。

サイクロン集塵容器で分離することでフィルタが長持ちし
掃除の手間いらずに。


ダストコレクター内のゴミ。ほぼ小麦粉という感じ



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